「俺の本気がこんなに運営にディスられるはずがない」
2012年8月27日 日常 コメント (8)
いや、別にナニかされているワケじゃない。
どっちかと言えば俺のリサーチ不足っていうか、ブランク有り過ぎて現実が見えていなかったとか、妄想が激し過ぎて目の前の事実を受け入れられていなかったとか、どうもそんなハナシだ。
まぁ、既に「出オチ」感はあったワケだが、、、。
そもそも俺がアレに参加していたのは幕張メッセでの開催の頃まで時代を遡る、、、あのときあんな事件があってああいう結末に至った、なんてコトは俺にとってはリアルタイムだ。
当時の俺はその時の創作仲魔(間)であるTTRPGサークルの連中とつるんで、粗悪なコピー誌などを結構ドキドキしながら小さな地方コンなんかで細々と売ったり高校や大学の文化祭で同類サークルに出入りしたりしていた。
もともと当時のアレというのは現在と同様に「男性向け創作」が一番強く、続いて「二次健全モノ」のアニメや特撮関連、コンシューマゲーム機やアーケードゲーム関連なども今ほどの勢力は無く、オリジナル展開のストーリーモノよりは数は出ている、、、そして俺が所属していたTTRPG系は隅のブースに追いやられている、、、いわばマイノリティーの極みであった。
当時、、、俺達はまったく上昇志向を持たず、ただダラダラと落書きしたりプレイ中のちょっとした笑いのエピソード(所詮内輪ウケである)をマンガに起こしたりして日々を過ごしていた。
俺たちのサークルに転機が訪れたのはそんなダラダラムードの中だった。
メンバーの一人で人気漫画家と同姓同名の本名を持つSが、美専進学を機に何処で誰にどう毒されてきたのかは知らぬが
「マンガ王に、、、俺はなるッ!」
と、叫ばぬまでも「俺、これをやったらビッグになれる気がする・・・」と言ってあるイベントへの参加申込書をサークル本部へ持ち込んだのだ。
「こっ、、、これ、、、はッ!?」
それは当時、一部の人間には存在は広く知られていたが誰もその全貌を知らなかった「コミックマーケット」の申込書だった。
「おい、、、S!オマエ正気か!?、、、これは俺たちの手の負えるシロモンじゃあねェ、、、ある意味プロに最も近い、、、、
ハッ!! 」
Sの黒縁のメガネが一瞬光ったような気がした。
「クッ、、、ふ、、、ふはははッ、、、ハハハハハハ!!」
ゆらりと立ち上がったSはゆっくりと俺たちの方に向き直った。
「そうだ、、、俺は、、、俺はプロを目指している、、、」
「いや、なるッ!俺はプロになってマンガで飯を喰う!」
今だってマンガがオカズじゃねーか、、、というツッコミは不適切な上にお下品なので今は封印。
「S、、、」
「、、、なんだ?」
Sの眼には怪しくも野望に燃えるオーラが見えた。
「俺、、、俺さ、、、」
全員が息を呑んで俺の言葉に耳を傾けていた。
俺はサークルのメンバー全員が思い抱いているであろう疑問を、、、その根本性からして今問うことを最も憚られるであろう質問を投げかけずにはいられなかったのだ、、、。
「俺、オマエがマンガ描いてるの見たことないんだけど、、、どうなの?その辺? 」
Sはふっと口元で笑うと黒縁のメガネを指先でついっと直した、、、、ウザいよ、オマエ。
「これから、、、本気出す」
初コミケ参加時の会誌にSのマンガ作品は載らなかった、、、まぁ、そんなモンだ。
どっちかと言えば俺のリサーチ不足っていうか、ブランク有り過ぎて現実が見えていなかったとか、妄想が激し過ぎて目の前の事実を受け入れられていなかったとか、どうもそんなハナシだ。
まぁ、既に「出オチ」感はあったワケだが、、、。
そもそも俺がアレに参加していたのは幕張メッセでの開催の頃まで時代を遡る、、、あのときあんな事件があってああいう結末に至った、なんてコトは俺にとってはリアルタイムだ。
当時の俺はその時の創作仲魔(間)であるTTRPGサークルの連中とつるんで、粗悪なコピー誌などを結構ドキドキしながら小さな地方コンなんかで細々と売ったり高校や大学の文化祭で同類サークルに出入りしたりしていた。
もともと当時のアレというのは現在と同様に「男性向け創作」が一番強く、続いて「二次健全モノ」のアニメや特撮関連、コンシューマゲーム機やアーケードゲーム関連なども今ほどの勢力は無く、オリジナル展開のストーリーモノよりは数は出ている、、、そして俺が所属していたTTRPG系は隅のブースに追いやられている、、、いわばマイノリティーの極みであった。
当時、、、俺達はまったく上昇志向を持たず、ただダラダラと落書きしたりプレイ中のちょっとした笑いのエピソード(所詮内輪ウケである)をマンガに起こしたりして日々を過ごしていた。
俺たちのサークルに転機が訪れたのはそんなダラダラムードの中だった。
メンバーの一人で人気漫画家と同姓同名の本名を持つSが、美専進学を機に何処で誰にどう毒されてきたのかは知らぬが
「マンガ王に、、、俺はなるッ!」
と、叫ばぬまでも「俺、これをやったらビッグになれる気がする・・・」と言ってあるイベントへの参加申込書をサークル本部へ持ち込んだのだ。
「こっ、、、これ、、、はッ!?」
それは当時、一部の人間には存在は広く知られていたが誰もその全貌を知らなかった「コミックマーケット」の申込書だった。
「おい、、、S!オマエ正気か!?、、、これは俺たちの手の負えるシロモンじゃあねェ、、、ある意味プロに最も近い、、、、
ハッ!! 」
Sの黒縁のメガネが一瞬光ったような気がした。
「クッ、、、ふ、、、ふはははッ、、、ハハハハハハ!!」
ゆらりと立ち上がったSはゆっくりと俺たちの方に向き直った。
「そうだ、、、俺は、、、俺はプロを目指している、、、」
「いや、なるッ!俺はプロになってマンガで飯を喰う!」
今だってマンガがオカズじゃねーか、、、というツッコミは不適切な上にお下品なので今は封印。
「S、、、」
「、、、なんだ?」
Sの眼には怪しくも野望に燃えるオーラが見えた。
「俺、、、俺さ、、、」
全員が息を呑んで俺の言葉に耳を傾けていた。
俺はサークルのメンバー全員が思い抱いているであろう疑問を、、、その根本性からして今問うことを最も憚られるであろう質問を投げかけずにはいられなかったのだ、、、。
「俺、オマエがマンガ描いてるの見たことないんだけど、、、どうなの?その辺? 」
Sはふっと口元で笑うと黒縁のメガネを指先でついっと直した、、、、ウザいよ、オマエ。
「これから、、、本気出す」
初コミケ参加時の会誌にSのマンガ作品は載らなかった、、、まぁ、そんなモンだ。
コメント
ただのマンガ好きです、てへっ☆
今はオンラインでも申し込みが出来る時代になったんですね。凄いぜぇ~
またの機会のために書き溜めておくとイイ
そういや俺、自分で申し込みしたこと無かったわ、、、いつもサークルとか先輩とか患者さんが、、、
「マンガはじめて物語」とか思いついちゃう俺モグタン
俺という人格がそのまま現れているワケですね!←ちょw
SSを撮るアングルにこだわり過ぎてカメラをグルグル廻すので、自分で眼を廻して酔ってしまうことがままあります、、、ええ、馬鹿ですね