【アホ】FFXI【リオン】
「・・・ねぇ、何処へ向かってるの?」

雨上がりのアスファルトの路面を走るようなぴしゃぴしゃという水音を上げながら走る俺に向かい、追走する赤髪のミスラが不安げな表情で遠慮がちに聞く。

足元の虹色の波紋とそれを映したような不思議な色合いの空とを交互に見ながら俺は答えた。

「・・・実は、俺にもよく解らん」




「「「な・・なんだってェーッ!?」」」

一瞬の間の後、その場に居合わせたヒュム・エルヴァーン・ミスラの声がハモる。



「ほう、見事な連携だ」

「そうじゃねェだろ!」

振り返ってサムズアップする俺に赤髪のエルヴァーンが突っ込む。

「オマエが呼びつけたんだろう?俺がインすると同時に”おい、リンバス行くぞ”って」

「いかにも」

「だったら呼びつけた張本人が”何処へ向かっているかよく解らん”はねェだろ!?」

「うむ、理屈だな」

俺は既に立ち止まっている他の三人の顔を順番に見た。

「で、誰かリンバス・・・この際アポリオンでもテメナスでもいい・・・の入り口とやらを覚えている奴は居ないのか?」

「知るか!ここ(アル・タユ)に来るのも二年ぶりだし3~4回目の俺に聞くな!」

エルヴァーンが吼える。

「一昨日くらいにインしたばかりの私に聞く?・・・マクロも無いのに・・ぁ、ニャー」

ミスラがうんざりした表情を見せる。

俺が目を向けると同時にエルヴァーンとミスラも残る一人・・・俺が居なかった2年間もほぼ毎日ログインしていた坊主頭のヒュムに視線が集中する。

「おッ・・・俺はッ・・・」

坊主頭のヒュムは半歩後ずさる。








「あ、オマエが地図を憶えてるとかは期待してないから心配するな」

「だなw」

「そういえばさっき向こうに赤い光が見えたニャー」

「よし、じゃあそこへ向かってみようか」

「おう!」

「こっちニャ」












ぴしゃぴしゃと虹色の波紋を残しつつ移動を始める3人・・・半歩後ずさった形のまま呆然とそれを見ている坊主ヒュムの口から呻くような言葉が漏れた。

「・・・俺の存在って・・・?」





と、言う訳でたまたま日曜日の深夜に元LSメンが4人も揃ったのでアポリオンNWへ遊びに行ってきました。


冒頭の寸劇よりも酷いグダりぶりは往年の「ぱじゃま☆ぱーてぃ」そのものでしたね・・・。

そもそも誰も入り口が分からない。


無論、俺も。

そして彷徨う内に猫はいつもどおり迷子に、コズは頭上より落下してきたクラゲに襲われたショックで微塵していた・・・・まぁ、ナニがなんだか解らないだろうが、俺だってナゼ微塵したのかサッパリ解らない。

途中、ハルがわいたので猫が迎えに行き、瞑想の果てになんとか入り口にたどり着いた・・・・既にアル・タユ突入より1時間が経過していたのは内緒だ。


どうして今更過ぎるリンバス?と、疑問ももっともなのでマジレスすると・・・。


俺と猫のPCは同じネットブックなので高負荷コンテンツどころか周囲に10人もPCが居ると重くて満足に動けないのです。

故に裏とかアビセアとかは迂闊に動けないどころかNPCやMOBが表示される間も無く既に(俺や猫が)倒れている可能性があるというか非常に高いので危険・・・いや、マジ危険。

すると俺の遊びはBCとかENMとかリンバスみたいな俺と俺の楽しい仲間たちだけが占有する空間でちょっぴりな相手とまったり遊ぶ形式に限られます。

(サルベとかアサルト系もそうやね)



ま、そんなワケで久々のアポNW。

構成:赤/黒90(俺)、黒/白85(猫)、戦/忍89(ハル)、忍/踊99(コズ)


一層:

最初に手前の幽霊を一匹釣ってボコると渦出現。

時間箱開けようと俺が進むと何故か全員前進・・・坊主が幽霊の群れに突っ込み混戦中にボスも乱入。

フルアビ戦闘でこれを退け、回復箱開けて渦へ。


二層:

ボス以外殲滅し、渦へ。


三層:

ボス以外殲滅し、渦へ。


四層:

広場のY【バーン】を殲滅後、ファブに喧嘩を売る。

コズが異様に強いためにブレス以外HPを減らす要素が無い安定した戦い。

最後はLA狙いでクマ精霊を捻じ込むが【You got Last-Attack!】という表示の後で俺の鞄に何かステキな物が転がり込む・・・という事は無かった。


最終層:

サンダーボルトが少々うっとうしいもののコズの異様な強さで押し通す。

カイザーベヒは俺が精霊を一発入れてマラソン開始。

猫がスリップを入れて・・・と思っているもののマクロ無しでは操作がままならず苦戦。

俺もコンポ切り忘れていて精霊もスキンも何か上手くいかず、うっかりサンダーボルトを喰らってボコられ・・・沈。

コズがガチを挑むが、メテオは止められてもサンダーボルト>通常攻撃のコンボで沈む。

マラソンを受け継いだ猫もうっかりメテオで焼き殺されたりとグダグダしながらも残り5分でどうにか撃破。




そうそう、1~4層ではどこも一匹目の雑魚で渦が出ていましたが、仕様が変わったんですかね?

各々10枚前後の古銭を貰い、微妙なジョブの素材を貰って帰りました。








まぁ、思いつきでやった割には楽しかったかな。


コメント

菊の丞
2012年12月19日14:39

つい先日、タンスの肥やしになってた中レベルの盾を恐る恐る
出品した所、速攻売れて正直驚いた。店売りよりも高く売れたので
まだまだ需要はあるんだなとホッとしたばかりです。

reijirou
2012年12月19日16:44

買いたい人は居るんだよ・・・潜在的に


だが、出品が無い

特に合成品関係は造る人が居ないので壊滅的なんだろうねェ

俺の好きなスケイル系を一式で出品してくれる人居ないかなぁ?

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