【暗中】高尾山【登行】
2013年9月25日 日常 コメント (2)
先週末の連休は土曜の夜から例によって例の如く「深夜の高尾山ウォークラリー2013」に行って来ました。
まぁ、いつも通り土曜日の仕事の後で出発だったんですが・・・普段より早めに仕事が片付いたので一度家に帰ったり、そこで風呂に入ったり、中途半端に夕飯を食べたりしていたら出発が遅れてしまい、高尾山口駅に着いたら既に21:30を過ぎていた・・・何の事だか解らねーかもしれないが、ビアガーデンの営業が21:00までだとかケーブルカーの運行がそれに合わせて21:15までたとかそんなチャチなモンじゃねぇ・・・一昨年に引き続き徒歩で登るという登山の片鱗を味わったぜ・・・。
はい、お約束ですよね?
(俺のお出掛けにはよくあること)
お陰で道中猫が10回以上は「もう、帰る!」を連発・・・なだめたり、手招きしたり、尻を押したり、足を揉んだりとリアルでギルドリーブの片鱗を味わったりしていました。
(味わってばかりですね)
なんとなく歩き始めてしまったのですが、山道を1/3ほど進んでから「飲料水」が500mlのペットボトルに半分位しかない事が判明。
そしてここは真っ暗な上にずっと沢沿い(片側はいつも崖)を登る6号路・・・沢蟹や蛙と触れ合う自然豊かなじめじめした道です。
水は・・・まぁ、隣をいつも流れてるからいいや!
やや強引にそう結論付けて先を急ぎます。
全体の2/3は沢沿いか、あるいは流れの中の飛び石を登るというコースですが、最後の1/3は以前漫画にも描きましたが「不等ピッチ丸太階段」という恐ろしく疲れる道です。
ところがどうでしょう!
この「不等ピッチ」が何故か解消しています!!
「・・・こ・これがミシュランの力・・なの・・か!?」
・・・まぁ、イイコトばっかりじゃありませんでしたけどね。
トイレが異常に綺麗になっていましたが17:00~9:00は閉鎖(施錠してある)になったり、1号路の薬王院~山頂間が全て舗装路(アスファルト及びコンクリート製の歩道)となったりしております・・・維持管理や往来する観光客の人数を考えると致し方無い所なのかも知れませんが、ちょっと「不自然」過ぎるような気がしますねぇ・・・。
そうそう、トイレについてはちょっとしたトラブルがありました。
なんとか真っ暗な6号路を登り切ったところで一休みしていた俺一行は、トイレが新しくなっていることに喜んだのも束の間、そのトイレが全て施錠されていて使用出来ないと言う恐ろしい現実に直面しました。
「え?・・・これはもう、”夜は来るな!”というサイン?」
その割には山頂は深夜になっても続々と人が訪れる人気スポット・・・星を見る寝袋カップルに酔っ払った若者グループ、原付でブンブン登ってくる暴走グループにそれを追いかけて来るミニパト・・・そして深夜3時過ぎに20人以上でガヤガヤと猛烈に騒がしい中高年トレッカー。
(寝られんわい!)
とりあえず飯を食い、自販機で水分を補給して野営の準備を始める俺・・・。
当初はここで小休止した後、隣の城山で野営というスケジュールだったのだが・・・ここ(山頂)でのトイレ閉鎖が敢行されているとなると「梅ノ木平の先にある最後の給水スポット(&トイレ)の使用が危ぶまれる」という点から、予定の変更もやむなしとなった。
「・・・起きて!ねぇ、起きてってば!」
朝の5:00である。
「もう、明るいよ!電車も動いてるから帰ろう!」
・・・「一日の2/3は寝ていたい」という猫が異常に早起きしているッ!
ナニが彼女を突き動かしているのだろう・・・?
「・・・!」
腹が減っているわけでもない、むしろ入れたら出そうになるから急いでいるのである。
「まぁ、待て・・・もう一度トイレに行ってみてこよう」
「・・・無駄だと思うけどねぇ・・・きっと”お役所仕事”よ」
俺もわりと切迫した尿意を覚えたので昨夜閉鎖されていてショックを受けたトイレを再度訪問する・・・すると!
「・・・なん・・だ・・と!?」
閉鎖されたトイレの入り口・・・その入り口の上、俺の目の高さより若干上の方に30cm四方位の木製のプレートに黒の墨入れで注意書きが書いてある。
「夜間、トイレ閉鎖時はビジターセンター横の新設トイレをご使用ください v(^○^)v」
「 そ ん な ん 夜 間 に 見 え る か ーーー っ ! ! 」
今、降りてきた道を駆け上がり、普段全く興味が無いので立ち寄ったことの無いビジターセンターの右手奥に行くと・・・。
確かに、あった。
新しい・・・真新しいトイレだ。
フィッティングルームや授乳台も付いている最新設備のトイレ・・・!!
省エネ設計で夜間は全ての照明が自動的に切れてしまうので、接近しないと絶対解らない系のステルス機能付きトイレ・・・。
俺は嬉しいやら腹立たしいやら・・・複雑な気持ちで時折来訪するオオスズメバチとの共存を図りつつ朝食の準備と野営の後片付けをした。
午前8:00頃・・・最早、急いで帰る必要が無くなった為、汗をかかない程度のペースで山頂駅までの短い散歩をする。
朝、道で拾ったミヤマクワガタは既に弱っていて季節の変化を感じたが、薬王院に抜ける道中はツクツクボウシやミンミンゼミの声が響き合い「夏の残り香」を思わせた。
帰りはいつも通りリフトに乗って下山、京王線・新宿線共に口を開けて寝て帰った・・・。
一枚目:
山をナメきって3シーズンシュラフだけで寝る男・・・明け方寒くて眠れない地獄を味わうことになる・・・。
傍らで光ってるのはウルトラライトのロウソクランタン、パズーの気分を味わえる逸品・・・6時間でロウソク一本の約2/3を消費、コスパ高し。
二枚目:
ビョウから貰った「燻しベーコン」をナイフでざっくり切って網焼きするの図。
(口の中を火傷する旨さ)
白いのはお約束の焼きマシュマロ・・・むしろ焼かないで食べるなと言いたい。
三枚目:
朝日が昇って来る所。
これを観たり写真に収めるためだけに昇って来る人も多い。
まぁ、いつも通り土曜日の仕事の後で出発だったんですが・・・普段より早めに仕事が片付いたので一度家に帰ったり、そこで風呂に入ったり、中途半端に夕飯を食べたりしていたら出発が遅れてしまい、高尾山口駅に着いたら既に21:30を過ぎていた・・・何の事だか解らねーかもしれないが、ビアガーデンの営業が21:00までだとかケーブルカーの運行がそれに合わせて21:15までたとかそんなチャチなモンじゃねぇ・・・一昨年に引き続き徒歩で登るという登山の片鱗を味わったぜ・・・。
はい、お約束ですよね?
(俺のお出掛けにはよくあること)
お陰で道中猫が10回以上は「もう、帰る!」を連発・・・なだめたり、手招きしたり、尻を押したり、足を揉んだりとリアルでギルドリーブの片鱗を味わったりしていました。
(味わってばかりですね)
なんとなく歩き始めてしまったのですが、山道を1/3ほど進んでから「飲料水」が500mlのペットボトルに半分位しかない事が判明。
そしてここは真っ暗な上にずっと沢沿い(片側はいつも崖)を登る6号路・・・沢蟹や蛙と触れ合う自然豊かなじめじめした道です。
水は・・・まぁ、隣をいつも流れてるからいいや!
やや強引にそう結論付けて先を急ぎます。
全体の2/3は沢沿いか、あるいは流れの中の飛び石を登るというコースですが、最後の1/3は以前漫画にも描きましたが「不等ピッチ丸太階段」という恐ろしく疲れる道です。
ところがどうでしょう!
この「不等ピッチ」が何故か解消しています!!
「・・・こ・これがミシュランの力・・なの・・か!?」
・・・まぁ、イイコトばっかりじゃありませんでしたけどね。
トイレが異常に綺麗になっていましたが17:00~9:00は閉鎖(施錠してある)になったり、1号路の薬王院~山頂間が全て舗装路(アスファルト及びコンクリート製の歩道)となったりしております・・・維持管理や往来する観光客の人数を考えると致し方無い所なのかも知れませんが、ちょっと「不自然」過ぎるような気がしますねぇ・・・。
そうそう、トイレについてはちょっとしたトラブルがありました。
なんとか真っ暗な6号路を登り切ったところで一休みしていた俺一行は、トイレが新しくなっていることに喜んだのも束の間、そのトイレが全て施錠されていて使用出来ないと言う恐ろしい現実に直面しました。
「え?・・・これはもう、”夜は来るな!”というサイン?」
その割には山頂は深夜になっても続々と人が訪れる人気スポット・・・星を見る寝袋カップルに酔っ払った若者グループ、原付でブンブン登ってくる暴走グループにそれを追いかけて来るミニパト・・・そして深夜3時過ぎに20人以上でガヤガヤと猛烈に騒がしい中高年トレッカー。
(寝られんわい!)
とりあえず飯を食い、自販機で水分を補給して野営の準備を始める俺・・・。
当初はここで小休止した後、隣の城山で野営というスケジュールだったのだが・・・ここ(山頂)でのトイレ閉鎖が敢行されているとなると「梅ノ木平の先にある最後の給水スポット(&トイレ)の使用が危ぶまれる」という点から、予定の変更もやむなしとなった。
「・・・起きて!ねぇ、起きてってば!」
朝の5:00である。
「もう、明るいよ!電車も動いてるから帰ろう!」
・・・「一日の2/3は寝ていたい」という猫が異常に早起きしているッ!
ナニが彼女を突き動かしているのだろう・・・?
「・・・!」
腹が減っているわけでもない、むしろ入れたら出そうになるから急いでいるのである。
「まぁ、待て・・・もう一度トイレに行ってみてこよう」
「・・・無駄だと思うけどねぇ・・・きっと”お役所仕事”よ」
俺もわりと切迫した尿意を覚えたので昨夜閉鎖されていてショックを受けたトイレを再度訪問する・・・すると!
「・・・なん・・だ・・と!?」
閉鎖されたトイレの入り口・・・その入り口の上、俺の目の高さより若干上の方に30cm四方位の木製のプレートに黒の墨入れで注意書きが書いてある。
「夜間、トイレ閉鎖時はビジターセンター横の新設トイレをご使用ください v(^○^)v」
「 そ ん な ん 夜 間 に 見 え る か ーーー っ ! ! 」
今、降りてきた道を駆け上がり、普段全く興味が無いので立ち寄ったことの無いビジターセンターの右手奥に行くと・・・。
確かに、あった。
新しい・・・真新しいトイレだ。
フィッティングルームや授乳台も付いている最新設備のトイレ・・・!!
省エネ設計で夜間は全ての照明が自動的に切れてしまうので、接近しないと絶対解らない系のステルス機能付きトイレ・・・。
俺は嬉しいやら腹立たしいやら・・・複雑な気持ちで時折来訪するオオスズメバチとの共存を図りつつ朝食の準備と野営の後片付けをした。
午前8:00頃・・・最早、急いで帰る必要が無くなった為、汗をかかない程度のペースで山頂駅までの短い散歩をする。
朝、道で拾ったミヤマクワガタは既に弱っていて季節の変化を感じたが、薬王院に抜ける道中はツクツクボウシやミンミンゼミの声が響き合い「夏の残り香」を思わせた。
帰りはいつも通りリフトに乗って下山、京王線・新宿線共に口を開けて寝て帰った・・・。
一枚目:
山をナメきって3シーズンシュラフだけで寝る男・・・明け方寒くて眠れない地獄を味わうことになる・・・。
傍らで光ってるのはウルトラライトのロウソクランタン、パズーの気分を味わえる逸品・・・6時間でロウソク一本の約2/3を消費、コスパ高し。
二枚目:
ビョウから貰った「燻しベーコン」をナイフでざっくり切って網焼きするの図。
(口の中を火傷する旨さ)
白いのはお約束の焼きマシュマロ・・・むしろ焼かないで食べるなと言いたい。
三枚目:
朝日が昇って来る所。
これを観たり写真に収めるためだけに昇って来る人も多い。
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