念のため始める前に断っておくが、これは本当にあった話だ。




・・・まぁ、俺の日記を読んでいる連中皆様方は眼が肥えているだろうからいちいち断る必要も無いかとは思うんだが、一応「相談をする」という体裁である以上は言っておかねばなるまい。



つい、先週のことだ。


猫が何かのサークルみたいな集まりで行く飲み会だかランチ会だかのお誘いメールに携帯で返事を書いているときだった。




「・・・あれ?」



猫が携帯をいじる手を止める。

俺は猫の正面で飯を食っていたんだが、ふと目線を上げて猫の顔を見たのさ。





一人で携帯をじっと見つめ「ふっ」とも「プッ」ともつかない表情を見せいていた猫は、俺の目線に気付くと「にやっ」と湿った笑みを浮かべ、手にしていた携帯を放って寄越した。

そこには書きかけのメールの本文らしき画面が映し出され、「もちろん」という言葉の後に予測変換候補がいくつか挙がっていた。





「・・・私はね」

猫がどこか投げやりな調子で話し始める・・・心なしか目元がやさぐれているし、はすに構えた有体に言って文句アリアリな態度だ。

「別に何か特別な文章を書こうなんて思ってないんだよ・・・」

「ただ、飲み会の参加不参加についての返事をしたい・・・ただ、それだけなの」

「ほう・・・」

俺は携帯の画面に目を落とす。

「で、どうしてこうなった?」

「知るかーーーッ!!」(真っ赤)







携帯の「もちろん」に続く予測変換候補の第一位は・・・





「家でも外出先でも何処でもオナニーが楽しめます☆」







・・・誰かイタズラ好きな友人にしてやられたのか?はたまた頻繁にやってくるエロメール経由で何かタチの良くない辞書でも頂いたのかしら?

普通に考えて猫がこんなアホっぽい文章をネタだとしても☆まで飛ばして書くだろうか?

(いや、書かない:反語)




この謎を解いたものには金貨10枚を与えるよ!(ドーラ




まぁ、報酬とかは気にしないタイプの親切な方が丁寧に解説するコメントを残すことを大いに期待しながら待つ構え。






追伸:

昨日くらいになってまた新しいやつが出てきていたな・・・。

今度は「息子」の後で「を交換してスワップ☆楽しんじゃってます!」だと。






 と ん だ 変 態 で 驚 き を 禁 じ 得 な い ( 棒

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