「美味しんぼ」というマンガは俺の中では「啓発とか告発とかが大好きな「社会正義」という大義名分を振りかざした些か迷惑な新聞記者夫婦とその楽しい仲間たちが繰り広げる珍道中を描いたもの」という認識なんだが、合ってるか?

最近は原発絡みの「鼻血」描写でイロイロ問題を起こしていると聞く・・・でもまぁ、今に始まったコトじゃないだろう?

ある立場に立って物事を見聞きしたものをそのまま発表すれば、他方に立つ皆さんからは「それは違う!」と声が上がるのは当然だしそうあるべきだろう。

その対立構造を客観的に見るからこそ、コトの本質というモノが見えるのではないだろうか?



俺が今回の騒動で違和感を覚えるのは「他方からの見解」というものの存在を認めないという強硬かつ至極真っ当な意見がある一方で、そのような問題そのものの「提議」が復興の妨げになるので止めて頂きたいという「事なかれ主義」とも取れる空気だ。

「鼻血」と「放射線」の関係という「コトの真偽」を問い質すのすら避け、「そういうデリケートな問題」を「取り上げること」により迷惑する皆さんが居るから「そっとしておかなくっちゃ駄目じゃない・・・ね?」と、考えの至らぬ馬鹿に優しく諭す自称「有識者」の皆さんのなんと多いことよ!



思考停止とはこの事か・・・その内、宇宙空間を永劫に彷徨い続ける鉱物と生物の中間の存在にまで進化しそうな連中だな。







まぁ、最早「鼻血」などどうでもいいような気がしてくるな、うん。






・・・普段からまったく気にしてはいないけどね。

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